血液学から考える薄毛に効果的な食べ物と基本的な考え方

AGA薄毛 対策

血液学から考える薄毛に効果的な食べ物とその理由を紹介します。これは従来の薄毛治療をは視点を変えて、血液学から薄毛にアプローチする考え方で実際に高い効果が出ていますので、薄毛治療に追加する形で導入してみてください。

 

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”血液学から考える薄毛に効果的な食べ物と基本的な考え方”
ということで今回は少し長めかつ、
今までとは少し違う角度で薄毛対策について紹介します。

 

AGA(男性型脱毛症)の原因とは?

AGA(男性型脱毛症)については、
男性ホルモンであるテストステロンが
毛根の5α−リダクターゼという酵素で変質した
ジヒドロテストステロン(DHT)という物質。

 

これが非常に悪い影響を与える原因である
ということは既に理解されていると思います。

 

この酵素の動きを封じDHTの産生を抑制するのが、
フィナステリド(プロペシア)の役割です。

 

今回紹介するのは血液学を15年研究した医師が発見した
育毛の新理論である”IGF-Iを増やせば毛が生える”という考え方です。

 

IGF-Iとは、インスリン様成長因子−Iの略です。

 

血液が体内で固まらないように作用するのが、
アンチトロンビンという物資です。

 

この物質は血液を固めない作用の他に、
組織の血流量を増やす作用があります。

 

そしてそのアンチトロンビンが知覚神経を刺激し、
IGF-Iを増やす効果があることがわかりました。

 

IGF-Iには、血管を開く作用の他に、
育毛作用があることもわかっています。

 

少しややこしくなりましたが簡単に言うと
知覚神経を刺激するものは、IGF-Iを増やし、
その結果、毛を増やす作用が期待できる。

 

ということです。

 

つまり今回紹介する血液学から見た育毛に効果的な
食べ物というのは、知覚神経を刺激するものです。

 

知覚神経が刺激されることで起こる反応

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知覚神経が刺激された情報は体の暑さや痛みを
感じる神経ネットワークを通じて脳に伝達され、
脳幹に蓄積されます。

 

脳幹では体に起こった様々な刺激情報を集約し、
速やかにそれに対する反応する準備が進められます。

 

例えば、唐辛子のカプサイシンの刺激が
脳幹に到達すると、自律神経が活性化しだします。

 

自律神経には、交感神経と副交感神経があり、
これらの神経の中枢に刺激が伝わり、交感神経の刺激で
副腎髄質から少量のアドレナリンが放出されます。

 

また副交感神経でも末端組織でアセチルコリンという
物質の分泌が起こります。

 

アドレナリンとアセチルコリンは末端組織の毛根で、
知覚神経を刺激し、IGF-Iを増加させます。

 

この一連の流れを引き起こすスイッチになるのが、
カプサイシンなどの知覚神経を刺激する食品です。
その刺激により、全身の神経ネットワークを介して、
全身にIGF-Iの増加効果が波及するのです。

 

IGF-Iの作用とは

IGF-Iは、アミノ酸が約70個連なったペプチドで、
体内のすべての組織で作られ、人体の成長に不可欠です。
ちなみにインスリンとは全く別の物質です。

 

成長期に成長ホルモンが体の発育を促すのは、
IGF-Iが様々な場所で仲介している影響なのです。

 

毛根の知覚神経が刺激されることで毛乳頭細胞では、
IGF-Iが作られます。

 

IGF-Iは毛母細胞に作用して、ヘアサイクルの中でも
特に重要な成長期を伸ばす作用があるだけではなく、
後退期や休止期を短縮させる育毛効果があります。

 

他にも円形脱毛症の原因である毛包の炎症を抑制したり、
髪の毛のタンパク質の量を増やし、髪の毛のコシやツヤを
増加させるなど髪質にも強い影響があります。

 

IGF-Iを先天的に作れない疾患を持っている人は、
若い時から髪が細く、折れやすく、薄毛になること
知られていますのでIGF-Iが毛髪に強い影響を及ぼして
いることはこういった疾患の研究からもわかっています。

 

IGF-Iが増えることで、休眠状態の毛根に喝を入れ、
毛根を目覚めさせ、育毛効果を発揮できるんです。

 

IGF-Iの効果には、育毛以外にも高血圧の改善効果、
高脂血症の改善、糖尿病の改善、免疫系の活性化、
骨密度増加、認知症の改善、抗うつ作用、抗酸化作用
などが期待できることもわかっています。

 

知覚神経を刺激する代表的な食べ物

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<カプサイシン>

知覚神経を刺激する代表的な食べ物はカプサイシンです。
そう、あの唐辛子の辛味成分です。

 

以前は辛いものは頭皮に悪いという話がありましたが、
血液学から見ると、全く逆で育毛に適した食品なのです。

 

唐辛子を食べると胃の知覚神経が刺激されるので、
胃の中を厚く感じることがありませんか?まさにそれです。
その刺激で知覚神経が刺激されているのです。

 

唐辛子を大量に食べる国と言えば韓国ですが、
日本の薄毛率が26%なのに対して、韓国は22%と
実績値が低いこともわかっています。

 

しかし大量に唐辛子を食べれば良いということではありません。

 

舌がしびれるほどの刺激は、知覚神経を麻痺させてしまい、
IGF-Iの分泌量を減らしてしまうのです。

 

これは知覚神経から放出されたIGF-Iを増やす作用を持つ
カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)という物質
枯渇することで引き起こされます。

 

CGRPを枯渇させては意味が無いので、カプサイシンで
知覚神経を刺激しつつ、CGRPを増やしてくれる成分を
取る必要があるのです。

 

CGRPを増やす作用は女性ホルモンのエストロゲンです。
エストロゲンと同じような作用がある成分を摂取すると
IGF-Iの産生を高めることができるわけです。

 

それが植物エストロゲンを豊富に含んでいる大豆です。

 

<大豆>

大豆のイソフラボンはエストロゲンの作用似ているので、
更年期の女性にも非常に有効的な成分で人気です。

 

日本人の乳がん発生率が低い理由は、毎日味噌汁を飲む
習慣があるからだという考えから、大豆に対する見方が
アメリカでは大きく変わり、家畜の餌としての用途しか
なかった大豆が、健康食品をして注目されました。

 

大豆イソフラボンにはCGRPを増やす効果があることも、
研究の結果わかっています。

 

そしてカプサイシンの単独摂取よりもカプサイシンと
大豆イソフラボンを同時に摂取することで毛根にある
IGF-Iの増加と育毛効果が高まることがわかったのです。

 

つまり唐辛子と大豆の同時摂取は、胃の知覚神経の
CGRPを放出させながら、その産生を増やすことができ、
毛根のIGF-Iを最も効率よく増やすことができるのです。

 

最も効果的な唐辛子と大豆の摂取量は?

1日の摂取量は、

・カプサイシン 6mg(一味唐辛子2g)
・イソフラボン 75mg(豆腐半丁200g)

 

任意に参加者を募り31人で実験を行ったところ、
5ヶ月後に64.5%の人に発毛効果が認められました。

 

それだけではなく、この組み合わせを食べた人は
2〜3ヶ月後に顔のたるみが取れ小顔効果があったことも
見逃せません。

 

同時に5ヶ月後には、高血圧症だった人の血圧も
正常化しましたが、正常値の人に悪影響が出るという
ことは一切見られませんでしたので、高血圧症だけの
改善でも意味がある食事法です。

 

薄毛かつ、うつ病を発症していた8人のうち5人の
症状が改善されました。これは海馬のIGF-Iが増えて、
認知機能の改善とうつ病改善効果があることを実証した
結果になります。

 

カプサイシンで胃が荒れることはない

カプサイシンを食べるとその強い刺激から胃が荒れる
と思っている人がいますが、そうではないのです。

 

例えばあなたが空腹の状態でカプサイシンを食べると
非常に強い刺激を受けて胃に悪いと考えるでしょう。
実際に胃に強い刺激や痛み、熱さを感じてしまうので、
仕方がないことです。

 

しかし胃という器官では常に胃酸による強い刺激を
胃の知覚神経は受けていますので、本来であれば胃酸で
胃の粘膜が荒れてもおかしくないですよね?

 

胃酸の分泌量増えることで胃の知覚神経が刺激され、
IGF-Iが作られます。そのIGF-Iが胃の血管を広げて、
血流を改善し、遺産を胃粘膜から除去する
ことで、
胃潰瘍が出来るのを防ぐのです。

 

カプサイシンの様な知覚神経を刺激する成分ではなく、
塩分過多の状態では、胃の知覚神経の数が減少して、
IGF-Iによる胃酸の除去率が低下し、胃粘膜の炎症や
胃潰瘍等の症状の原因になります。

 

胃の知覚神経を刺激するカプサイシンを摂取すれば、
IGF-Iの量が増えるので、炎症を抑制できる効果がある
ということと全く逆の働きになるのです。

 

このようにカプサイシンの持つ効果というのは、
従来言われていたものとは、その実情は随分違います。

 

IGF-Iの量を増加させる食べ物

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<玄米>

玄米に含まれる米ぬかにはIGF-Iを増加させる効果が
あることがわかっています。

 

米ぬかには、ガンマオリザノール・ビタミンB1・
GABAが含まれており、
これらが知覚神経を刺激します。

 

ちなみに玄米の腹持ちの良さは、知覚神経が刺激され、
体内で刺激物や有害物を食べたと勘違いが起こり、
食後に食欲が低下します。

 

しかし胃腸の動きが悪くなっているかというと
そうではなく、実は非常に活発に動いているのです。
その結果、玄米は腹持ちが良いといことになります。

 

日本では玄米の健康効果は古くから知られており、
地方で玄米しか食べていなかった武士が江戸に来たことで、
白米を食べるようになり、栄養不足で脚気になった話などは、
非常に有名です。

 

IGF-Iには抗アレルギー作用もあるので、玄米を食べると
アレルギー症状が改善します。マドンナの個人シェフを務めた
日本人女性がマドンナの息子のアレルギーを玄米を食べさせ、
10日で治した話も有名ですね。

 

玄米には前記したように3種類のIGF-Iを増やす成分が
含まれていますので、十分な育毛効果が期待できます。

 

<八丁味噌>

八丁味噌は製造過程で、大豆の発酵を終わらせた後に
2〜3年程樽で熟成させる製法で作られています。

 

この足掛け3年とも言われる熟成期間が八丁味噌に
IGF-Iを増加させる成分を生み出します。

 

大豆イソフラボンには実は2種類あります。

・糖がついた配糖体
→知覚神経のCGRPを増やす作用のみがある
・糖が外れたアグリコン
→知覚神経の刺激作用も持っている

 

味噌は大豆なので大豆イソフラボンが豊富に含まれて
いますが、通常は配糖体が非常に多く存在しています。

 

八丁味噌は一般的な味噌の1.2倍のアグリコン型の
イソフラボンを含有している
ことがわかっており、
IGF-Iをより増加させる作用があるのです。

 

これは3年の熟成期間で、配糖体のイソフラボンと糖との
結合が切られ、アグリコン型に変化するからと考えられて
います。

 

実は八丁味噌には、放射能障害を抑制する作用もあり、
海外で人気になっています。他にも紫外線による細胞DNAの
損傷を抑制する作用もありますので、頭皮に直接紫外線が
当たる状態でもDNAの損傷を最小限に抑える
ことが出来ます。

 

<鮭>

鮭の赤い色素であるアスタキサンチンにも育毛効果が
あることがわかっています。

 

鮭の身が赤いのは、遡上に備えてストレス耐性を上げるために
アスタキサンチンが豊富な海藻類やカニ・エビなどの甲殻類を
多く食べているからなのです。

 

アスタキサンチンはカプサイシン同様に知覚神経を刺激する
作用があることがわかっており、実際にアスタキサンチンを
含むサプリメントを5人のAGA被験者に3ヶ月食べる実験では、
1ヶ月後から増毛
が認められました。

 

アスタキサンチンには、育毛効果や増毛効果以外にも
ストレス耐性がありますので、ストレスでホルモンバランスが
乱れている人のも非常に高い効果があります。

 

<海藻類>

昔から海藻類が頭皮に良いという話がありますが、
実は育毛効果が認められたという臨床研究は無いのです。

 

そこで昆布やわかめに豊富に含まれているフコダインに
知覚神経を刺激する作用がないか調べたところ、フコダインにも
知覚神経を刺激する作用があることがわかりました。

 

マウスを使った実験では、濃縮したフコダインを塗ったマウスの
皮膚には、通常の1.7倍のIGF-Iが存在することがわかっています。

 

海苔は大豆に匹敵する大量のタンパク質が含まれています。
胃の中で分解された海苔のタンパク質は、海苔ペプチドに変化し、
知覚神経を刺激することがわかりましたので、同様に育毛効果が
期待できることは間違いないさそうです。

 

<根菜類>

b5d8ef1c0f351f5ec6a408357f58d6dd_mごぼうなどの根菜類には、便秘解消効果や体温上昇効果などの
様々な健康促進効果が期待できますが、その原因になっているのが、
イヌリンと呼ばれる消化できない成分です。

 

人間はイヌリンを消化できないので、少しでも早く体外に
排出しようとするので、高いデトックス効果があるわけです。
イヌリンも実は知覚神経を刺激します。特に胃や腸で効果的に
作用しますので、IGF-Iの量を増加させてくれます。

 

IGF-Iには脂肪燃焼+熱産生を高めるタンパク質を増やすので、
根菜類を食べると体温が上がり、毛も増えるというわけです。

 

イヌリンで胃腸の知覚神経が刺激されることで自律神経にも
効果的で、自律神経の乱れを改善する作用も期待できますので、
更年期の女性には、根菜類の摂取が非常に望ましいのです。

 

更年期に起こりがちな精神的な不安、薄毛問題、乳がんなどの
発病予防などにもイヌリンが胃腸の知覚神経を刺激することで、
症状の改善が期待できますので、ぜひ取りいれてみてください。

 

<発酵食品>

発酵食品は実は発毛食品とも言えるほどIGF-Iの増加に
役立つ成分の宝庫なんです。

 

発酵とは微生物の作用によって食物に含まれる成分が変化し、
食材の風味が良くなったり健康効果が高まることを指します。
逆に微生物の作用で腐敗してしまい食材の味が悪くなったり、
健康を害することもあるので、発酵と腐敗は紙一重なんです。

 

発酵食品のアミノ酸(グルタミン酸、グリシン、タウリン)、
有機酸(乳酸、クエン酸)、ビタミン(ビタミンB1)、
ポリアミン(スペルミン、スペルミジン、プトレッシン)が
知覚神経を刺激することがわかっています。

 

最初にカプサイシンと大豆が育毛食の基本だという話を
しましたが、キムチと納豆はより高い効果が期待できる
発酵食品だということが出来ます。

 

<ナマコ>

ナマコと言えば、あの独特の触感で好き嫌いが分かれますが、
その成分は、コラーゲン・ヒアルロン酸・グルコサミン・
コンドロイチンとサプリメントのようなものなんです。

 

体内で消化されたコラーゲンやヒアルロン酸は知覚神経を
刺激する作用があり、ナマコを食べることでも同様に全身の
IGF-Iが増がすることがわかっています。

 

もしあなたが高齢で膝や関節の痛みの軽減や解消のために
コラーゲンやヒアルロン酸の入ったサプリメントを接収して
いるならば、それよりもナマコを食べることをオススメします。

 

サプリメントで摂取したコラーゲンはコラーゲンとして
吸収されるわけではなく、アミノ酸に分解されてしまい、
効果的な摂取ができないんです。

 

しかしナマコを食べてIGF-Iを増加させると抗炎症作用で、
関節の炎症などを緩和する
ことが期待できます。

 

<日本わさび>

わさびのあの鼻に抜けるツーンとした刺激は好き嫌いが
分かれますが、本わさび(日本わさび)の辛味成分の一つに
6−MS芥子油
というものがあります。

 

これはわさびをおろすことで初めて発生する成分で、
西洋わさびには、本わさびの10%ほどしか含まれていない
日本わさびに特化した辛味成分なのです。

 

この6−MS芥子油にも知覚神経を刺激する作用があり、
食べることで育毛促進効果があることがわかっています。

 

12人の薄毛男性に行った実験では、75%の人が育毛効果
実感することが出来ました。

 

その摂取方法は、日本わさび3.5gと豆腐半丁分(200g)を
毎日6ヶ月間食べてもらう
というもので、酒飲みに嬉しい、
おつまみの冷や奴で薄毛改善が出来るわけです。

 

本わさびを使用するということと、本わさびの辛味成分が
ピークを迎える30秒〜3分以内に食べることが基本です。
できれば、鮫皮を使っておろすのが一番です。

 

この6−MS芥子油にも薄毛改善効果だけではなく認知機能の
改善にも効果
がありますので、高齢の方にはお勧めです。

 

薄毛を招く食生活

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<スイーツ>

薄毛に導く最も効果的な食品は、砂糖だらけのスイーツです。
あなたが薄毛に悩んでいるのに甘いスイーツを止められない。
ということであれば、自ら薄毛を招いているようなものです。

 

砂糖を摂取することで胃の知覚神経の機能低下が起こります。
お腹いっぱいだったのに甘いスイーツを食べ始めたら満腹感が
なくなり、どんどん食べられるなんて記憶はありませんか?

 

甘いモノは別腹!
なんて表現されることもありますが、その時の胃の中では、
既に知覚神経が麻痺し始めているのです。

 

もしあなたが知覚神経に良い食べ物を食べ続けたとしても、
同時にスイーツを食べてすぎてしまうと、胃の知覚神経を
鈍らせれてしまうので、カプサイシンなどの効果がなくなり
ムダにカロリーを摂取しただけになるのです。

 

<塩分過多>

甘いモノがダメなら、塩分なら大丈夫だと思ったあなた。
認識が甘いです。やはり塩分過多も髪の毛には良くないんです。
1日の塩分摂取量は、10gと言われていますのでそれ以上に塩分を
摂取しないように注意しましょう。

 

塩分過多の状態が続くと高血圧症になるリスクが高まります。
高血圧症になると糖尿病や認知機能障害を併発するだけはなく、
熱に鈍感になります。

 

知覚神経は熱に敏感で、その結果IGF-Iを増やすわけですが、
熱に鈍感な高血圧症の場合には、逆にIGF-Iが減少することが
わかっています。

 

適度な塩分であれば、知覚神経を刺激するという意味では、
非常に効果的ですが塩分過多で高血圧症を発症するレベルでは、
IGF-Iを自ら作り出せずに神経細胞が壊死して、神経細胞が減少
してしまうのです。

 

更に塩分過多は、胃の潰瘍や胃粘膜の炎症を促進する作用も
ありますので、胃痛や胃腸不良、胃がんの原因になることも
あるわけです。

 

ラーメン1杯で1日の塩分摂取量を超える事もありますので、
スープまで残さずに飲み干したり、1日2杯以上のラーメンを
食べるような自虐的な行為は今すぐに止めましょう。

 

<ファーストフード>

ファーストフードは手軽に食べられるし安い値段なので、
財布に優しいと思いがちですが、頭髪には良くないんです。
ファーストフードはハイカロリーかつ高塩分食なので、
IGF-Iを減少させることになります

 

塩分過多の状態では、胃の知覚神経はその動きを低下させ、
過剰なカロリー摂取が続くと肥満になり、過剰な脂肪組織から
IGF-Iの作用を下げる物質が作られます。

 

AGAとメタボという負のサイクルが回り始めると最悪ですが、
ファーストフードにはそのスイッチがあると思ってください。

 

特に最近、ビッグやメガなどのサイズの大きなハンバーガーを
購入することが出来ますがまさにハゲまっしぐらな食べ物だと
いうことを最初に理解しておきましょう。

 

もちろん、食によるストレス軽減作用もありますので、
程よいバランスを持って食べる分には、そこまで悪影響を
及ぼさないかもしれませんが、注意しなければならない
食べ物であることは間違いありません。

 

<早食い>

IGF-Iは唾液腺でも作られ、唾液腺の機能を活性化して、
唾液のさらなる分泌を促します。
しかし早食いの人の唾液の
分泌量は明らかに少ないことがわかっています。

 

結果、味覚刺激も咀嚼回数も少なくなり、胃の知覚神経も
十分に刺激されない状態になり、IGF-Iも増加しにくくなり、
満腹感も得られなくなります。

 

つまり更なる過食を招いてしまう要因にもなりえるんです。
過食=カロリーオーバー=肥満なのでIGF-Iの動きが悪くなる
最悪のサイクルに簡単に突入してしまうのです。

 

昔から1口30回噛むとか、1口毎にお箸を置くとか早食いを
避ける方法がありますが、まずはあなたが早食いであることを
意識することから始まります。

 

早食いを避ける具体的な方法は、

・食前に運動や体操、入浴して体温を上げる
・炭酸水を飲んで、胃腸に炭酸泉浴と同じ効果を与える
・ガムを噛む
・唐辛子が入った料理から食べる

 

という方法がありますが、あなたに合った方法を選んで、
早食いを少しでも改善できるようにしてみてください。

 

食事以外で髪の毛を生やす方法

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<プロペシア>

プロペシア(フィナステリド)は、IGF-Iの減少を抑制し、
IGF-Iが正常に作られるように機能することで、AGA薄毛の
改善に非常に高い効果が期待できます。

 

実際にAGA患者に1年間プロペシアを通常投与するだけでも、
58%のAGA患者が、薄毛の抑制と増毛効果を実感しています。
*2010年前後のデータなので、今より効率が悪いです。

 

単なるプロペシアの処方に合わせ、今回紹介した食べ物を
追加することで発毛率やAGAの進行抑制に非常に良い影響を
与えることが出来ますので、ぜひ実施してみてください。

 

22人のAGA患者にプロペシアとカプサイシンとイソフラボンを
6ヶ月服用してもらった結果、90.9%に育毛効果が現れたことと、
54.5%に一見してわかる増毛効果が出ています。

 

しかもプロペシアだけであれば、5ヶ月位かかるような変化を
早い人では2ヶ月ほどで認められるほど高い効果が出ていますので、
短期間で髪の毛の変化を感じたい人ほどおすすめの方法です。

 

実際にAGA薄毛の治療にプロペシアを使いたい人の中に、
性機能障害が起こるのではないかと懸念している人もいますが、
実際に臨床データでも性機能障害に対する変化や影響などは
見受けられません
ので、安心してください。

 

現在はプロペシアのオリジナル調合で99%の人に改善効果が
認められるクリニックもありますので、当時よりも更に効果が
高まっていることは間違いありません。

 

これはこれまでに多くの人がAGA治療を専門クリニックで
行ってきた経験と薄毛治療が進化してきた結果なのです。

 

<セファランチン>

セファランチンとは、タマサキツヅラフジという植物から、
抽出・精製したアルカロイドを主成分にする薬で、昭和17年に
発売された非常に歴史の長い薬
です。

 

このセファランチンの効果は、放射能による白血球減少症、
中耳炎、円形脱毛症、マムシに噛まれた時など非常に多岐にわたり
効果の多さから実際にどういったメカニズムかわからないほどの
薬だったんです。

 

実際には血液細胞の分裂を抑制することで、炎症抑制効果及び
育毛効果があること
がわかっています。この薬の作用というのは、
IGF-Iの働きと似ているのです。

 

実験の結果、セファランチンにも知覚神経の刺激を高める効果が
あることがわかりましたので、IGF-Iを増やす作用が期待できます。
しかしこの薬単体での発毛効果はそこまで高くないのです。

 

そこでカプサイシンとイソフラボンと合わせて摂取することで、
IGF-Iの作成量の増加に対する効果をより高めることが出来ますので、
薄毛治療の脇役として活用するのが良いと思います。

 

<森林浴>

森林浴にも薄毛解消のための育毛効果があることがわかっています。
これはわさびの効果でも話しましたが、6−M芥子油という成分があり、
それがIGF-Iの増加にも効果的だということを覚えていますか?

 

これはわさびの木が傷つけられた時だけに発生する独特の成分で、
フィトンチッドの一つだと考えられています。このフィトンチッドは、
森林浴をすることで体全体から吸収する
ことが出来ます。

 

森林にあるフィトンチッドは主にテルペンという成分で、山の中腹に
多く存在し、ヒノキの葉の香りには実は50種類以上物フィトンチッド
あることがわかっています。

 

代表的な成分がヒノキチオールという物質で、知覚神経を刺激すること、
殺菌作用以外に、育毛作用があることがわかっています。

 

 

<参考文献>
薄毛の食卓:岡嶋研二著